内装や設備を削って費用をもっと抑えられないですか?
削れるところは削りたいというお気持ちはわかりますが・・・
大抵のお客様は限られた予算内で土地を買い、家を建てます。ですので、削れるところは削りたい、というお気持ちはすごくよくわかります。
当社には、例えば次のような質問がきます。
「床は貼らないでいいです。後から自分でタイルカーペットを敷きますから」
「設備はもっと安いのでいいですから、もっと安くしてもらえませんか?」
「何とか予算内で収めたいので、削れるところってないですか?」
これらは全て、お断りしております。
同じものを大量に仕入れることでコストダウンを実現
「らら♪ハウス」は、決められた仕様や間取りの中から選んでいただくスタイルにすることによって、ローコストを実現しています。
全部ひっくるめていくら、というやり方です。
標準仕様も決まっていて大量に仕入れるので、安く仕入れることができています。
ですので、「これはいらないから削ってほしい」とか、「設備はもっと安いのにしてほしい」とのご要望に個別に答えてしまうと、大量に仕入れることができませんし、個別に見積もりを取ったり打ち合わせ回数が増えてしまったりして、ローコストが実現できません。
最初の質問事例で、床を貼らないで引き渡し、という場合については、床も含め1つのパッケージ商品として販売することでローコストを実現していることをご理解いただければと思います。例えば、100円の袋菓子があったとして、袋を破いて少し量を減らし、その分安くしてほしいと言われても難しいかと思います。それと一緒だとご理解いただければと思います。
設備に関していえば、同じメーカーの同じ設備を常に仕入れているから安くしてもらえるのです。また、いつもとは違う設備を探してきて発注しなければならず、そこで余計な事務作業が発生します。ですので、他のメーカーや他の設備を仕入れるということになると、安くなりません。
「らら♪ハウス」はパッケージとして販売しているのが安さの秘訣です
ですので、「他に削れるところはないですか?」との質問に対しては、「1つのパッケージとして販売しているので、削ることはできません」という回答となります。
もしもどうしても削るとしたら、外構費用です。
駐車場やフェンスなどの外構については、当社より安い業者に依頼したいようであれば、引き渡しが済んだ後であれば、構いません。
引き渡しが済む前に、外構業者さんを連れてきてしまう方や、外構業者さんと当社とで打ち合わせをしてほしいとおっしゃる方もいらっしゃいますが、トラブルの元なので、それは致しておりません。飽くまで、引き渡しが終わった後、別案件として、別の会社にご依頼いただくようにご案内しております。
家は、削ってはいけない費用もあります
「らら♪ハウス」の基本的な考え方は、ローコストだけれども安心、安全という点です。安かろう悪かろうということであれば、確かにもっとお安くできるかもしれません。例えば、基礎をベタ基礎ではなく布基礎にするとか、アパートのような仕様の設備にするとか・・・。
私たちは、ローコストであっても安心安全な家を建てることを第一に考えています。ですので、断熱性能5の暖かい家ですし、家全体を耐力壁で覆い面で支えています。断熱材にロックウールを使っているのは、火にも水に強く、遮音性も高いからです。
これらは全て、家が建ってしまえば隠れてしまう部分ですから、安くするために削ろうと思えば削れる個所です。でも、当社は目に見えない箇所にこそこだわっています。そこは決して削ってはいけない箇所だからです。ですので、どこよりも安い、とは言えません。それでも、安全面とは関係のない箇所で努力して、削れる部分を削っています。
「らら♪ハウス」は標準仕様が決まっており、その仕様の一部はオプションでグレードアップすることができますが、グレードダウンすることはできません。そうすることで、安心安全なローコスト住宅を実現しています。