標準付帯工事って何ですか?絶対に必要ですか?
標準付帯工事って何ですか?
標準付帯工事というのは、建物本体工事をする際に付随して必ず必要となる工事のことです。
例えば、建物を建てる際には足場を組む必要がありますし、電動工具を使うには仮設電気も必要です。建物を建てる前に、建築確認申請を出さなければなりませんし、建てた後に家が傾かないようにするには、地盤調査をして地盤が固いかどうか確認しておく必要があります。
絶対に必要ですか?
具体的に、標準付帯工事には下記の表に記載のものが含まれます。
なお「これはいらないから外してほしい」といったご要望はお受けできません。
例えば「美装(ハウスクリーニング)はいらないからその分安くしてほしい」とか、「友達から足場は借りてくるからその分安くしてほしい」などのご要望は、お受けできません。
「建物本体価格」と「標準付帯工事」の費用は、必ずかかります。
【標準付帯工事に含まれるもの】
仮設工事
仮設トイレ・・・建物を建設中、職人さんたちが使うトイレ
仮設水道・・・建物建設中に使用する水道(水道料金も含みます)
仮設電気・・・工事期間中に使用する電気(電気資料量を含みます)
水盛遣方・・・建物の正確な位置と高さを出す作業のことです
足場・・・建築する家の周りに単管パイプで組んだ作業用の床や階段
美装費
ハウスクリーニングのことです。引渡し前に、建築中に出た細かい木くずなどをキレイに清掃します。
養生費
建物内部の床や壁などを保護するための養生シートや、足場からの転落を防止するための足場シートなどです。
処分費
建築中に出る廃材などの処分費です。
運搬費
プレカットした材木やキッチンなどの設備を運び込むための費用です。
屋外給排水工事
家の内部と水道メーターや浄化槽などを管でつなぐ工事です。
例えば、洗濯機から出た水を浄化槽まで流し込むための管を設置する工事がこれにあたります。
この工事は、あくまで家の中と敷地内を結ぶ工事なので、浄化槽に流し込んだ水をU字溝に流し込むための工事は含まれていません。
建築確認申請・完了検査
検査機関への申請手数料と設計士による立ち合いを含みます。但し、フラット35の確認申請や中間検査は含まれません(別料金)。
なお、建築確認申請が不要な地域については、建築工事届けを出します。
施工管理費
現場監督の費用です。
地盤調査・地盤保証費用
スェーデン式サウンディング試験での地盤調査と、10年間の地盤保証が付きます。
但し、地盤保証を受けるには、地盤調査の結果、地盤改良が必要となった場合には、検査機関が指定する方法での地盤改良をする必要があります。
照明工事
玄関ポーチ、玄関ホール、風呂、洗面所、トイレ、廊下の照明器具設置及び施工。居室は含みません。
掃き出し窓シャッター
1階の掃き出し窓2か所分のシャッターがつきます。