こんにちは、ららハウスの渋谷です。今日は、自営業者の方が住宅ローン審査を受ける際のポイントにについて、実際に銀行員の方から聞いた内容を交えてお話ししたいと思います。
裕福な自営業者が350万円の中古住宅のローン審査に落ちた話
実際にあったお話です。この方が物件を見に来た時、服装も乗っている車もかなりリッチそうな感じでした。なので、いったいなぜ、このようなお金持ちが、350万円の中古住宅を購入しようとしているのか、とても不思議だったのを覚えています。
彼は一通り内覧が終わると、即決してくれました。私は当然、現金で購入するものと思い込んでいたのですが、この方は意外にも、「住宅ローンで」とおっしゃいました。そこで、2期分の決算書をもってきてほしいとお願いしたところ、「実は赤字で出しちゃっているんですよ、税金がもったいないから」とおっしゃいます。
まあ、税金が、もったいないという気持ちはすごくよくわかります! でも、これがまずいんです。
購入希望者の方は、「でも、実際は儲かっているんです」とおっしゃいます。単に税金がもったいないから赤字にしているだけで、本当は売り上げも多いし、利益も出ている。だから自分の年収は1500万円ほどはあるのだと。
赤字決算にすると、住宅ローン審査に落ちる可能性大
懇意にしている銀行の営業マンにこの方の話をしてみました。以下が会話の内容。
私:「自営業の人で、実際は1500万円くらいの年収がある方なんですけど、2期連続赤字申告してしまっているんです
銀行員:「それ、厳しいね」
私:「でも実際には1500万円も収入があるし、売り上げも多いんですけどね」
銀行員:「そんなこと言ったって、実際に1500万円の収入があるっていうのは確定申告のどこにも書いていないじゃない? どうやって証明するの?」
私:「そうですよね。でも、売り上げは****万円もありますよ(申告書の数字を見せる)」
銀行員:「そんなに売り上げがあるのに赤字っていうのは、それはよっぽど経費をかけているっていうことでしょ? それ自体がまずいよね」
私:「まあ、そうではなくて税金を払いたくなかっただけだっていうことですけどね」
銀行員:「それだって、まずいでしょ。税金をごまかしているような人に、お金なんて貸せませんからね」
とまあ、これが銀行さんの考え方です。自営業者の場合、きちんと儲けて、正直に税金を払っていることが、住宅ローン審査に通るための第一条件なのです。
自営業だからといって、決して住宅ローンに通らないわけではない
単に自営業だから、というだけの理由で住宅ローン審査に通らないというわけではありません。中には、正社員でないとダメという銀行もあるけれど、そのような銀行ばかりではありません。
たとえ年収が低かったとしても、長年同じ商売をしてきて、ちゃんと安定した収入を得て、赤字申告などしていなければ、住宅ローン審査に通る可能性は大です。
節税対策で赤字決算にしてしまったら、絶対に住宅ローン審査に通らない?
話は戻りますが、節税対策で赤字決算にしてしまっているような場合、絶対に住宅ローン審査に通らないのでしょうか?
1つの対策としては、決算書の提出が求められない(求められる場合もあります)フラット35を利用することです。
但し現実問題として、安い物件を売るためにわざわざフラット35の利用を勧めてくれる不動産屋はいないでしょう。現金で買ってくれるお客さんにサクッと売ってしまいたい、というのが不動産屋のホンネでしょう。また、フラット35の技術基準に適合する物件にするためにはリフォーム費用もかかります。
なので、赤字決算にしてしまった方は、お金をためて現金で買うか、赤字決算にするのをやめて数年後にまたチャレンジするか、はたまたそんなに待てないのであれば、新築を狙ったり、少し高いけれどフラット35が使えるような中古住宅を狙うというのもテです。
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