本下水が通っていない場合、いくらかかりますか?
ららハウス | 2021年11月29日
本下水が通っていない場合、浄化槽を設置する
本下水が通っていない場合、敷地に「浄化槽」を埋設し、トイレや風呂、台所で出た排水を浄化槽に流し込みます。その後、浄化槽でキレイに水を浄化した後、敷地の外の側溝(U字溝)に排水します。
但し、これは敷地の外に側溝がある場合の話ですが、田舎の場合は側溝がないということも結構あります。
この場合はどうするかというと、敷地内に浄化槽を設置し、その先に蒸発散槽を設置してつなぎます。まずは家庭内で出た排水を浄化槽に流し込み、きれいに浄化します。その後、側溝のかわりに蒸発散槽に浄化した水を流し込みます。そして、蒸発させながら敷地内に浸透させるのです。
浄化槽設置の費用は場合により変わる
肝心な費用について、お話ししましょう。
まず、浄化槽を設置して、側溝とつなぐにはいくらかかるのかというと、上水道の時にも説明しましたが、側溝が道路のどちら側にあるかによって、金額が違ってきます。側溝が敷地側にあれば、40万円程度かと思います。
でも、側溝が道路の反対側にある場合は、60万円かそれ以上となります。この場合も、道路の交通量が多い場合は多額の費用がかかります。
こうした場合や、そもそも側溝がない場合には、浄化槽の先に蒸発散槽を設置して、宅内で全て処理してしまう方法を取ります。
この場合は、だいたい80~90万円ほどとなります。